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【Wahaha】企業のPR課題を福祉が解決?大ヒット「きくらげキャンドル」を生んだ広告代理店のような就労継続支援B型

横浜市・ブルーライン阪東橋駅から徒歩30秒の場所にある就労継続支援B型事業所「Wahaha(ワハハ)」。ここは、広告代理店での経験を持つ西野さんが立ち上げた、一風変わったクリエイティブ特化型の事業所です。

単なるパソコン作業の習得にとどまらず、「商業デザイン」や「戦略PR」に挑戦。大ヒットとなった農福連携プロジェクト「きくらげアロマキャンドル」など、福祉とビジネスを繋ぐワクワクする仕掛けを次々と生み出しています。

目次

就労継続支援B型「Wahaha(ワハハ)」の基本情報

事業所名合同会社Wahaha Factory (就労継続支援B型事業所 Wahaha)
所在地〒231-0057 神奈川県横浜市中区曙町5丁目64番地 Kビル2F(ブルーライン・阪東橋駅徒歩30秒)
代表電話045-341-0470
Emailinfo@wa-ha-ha.com
主な作業内容広告デザイン、スチール撮影、動画編集、PC基礎(初心者歓迎)
ホームページhttps://wa-ha-ha.com/
Instagramアカウント@wahahafactory
noteアカウントhttps://note.com/bwahaha
就労継続支援B型事業所Wahahaの休憩スペースの様子

広告代理店から福祉へ。Wahahaが目指す「デザイン」の本質

やすまさ

今回はブルーライン阪東橋駅の近くにある就労継続支援B型「Wahaha」さんに来ております。
まずは西野さんのご経歴から伺ってもよろしいですか?

西野さん

私は元々建築系のデザインを学んでいて、新卒でハウスメーカーの設計に入りました。
その後、広告代理店に入社し、東京や大阪で経験を積みました。
現在の前職の代表が立ち上げた会社の関連事業として、このWahahaを立ち上げた形です。
そのため、福祉事業所でありながら、業務内容は「商業デザイン」にかなり寄っています。

やすまさ

ホームページもすごくおしゃれですよね!
利用者さんはどんな方が多く、どういった理由でWahahaさんを選ばれているのでしょうか?

西野さん

デザインやクリエイティブに関わりたい方の中でも、サブカルやゲーム寄りではなく、「実務に近い商業デザインを学びたい」という方が来てくださっています。
ただ、いきなりデザインソフトの操作を教えるようなことはしません。

やすまさ

なるほど。

西野さん

誰の、何のために、どのようにして作るべきか」を考える前段階を最も大切にしています。
たとえば絵を描くのが好きな方にも、「じゃあ、私が好きそうな絵を考えて描いてみてください」とお題を出します。
仕事になれば必ず「相手(クライアント)」がいるからです。

やすまさ

確かに!
「Illustratorが使えます」というスキルだけでなく、それを使って相手にどんな価値を与えるかを考える視点は非常に重要ですね。

西野さん

ええ。それに、作業だけをこなすことは求めていません。
アイデアをみんなの前で言えるか、他の人のアイデアを否定せずに聞けるかといったプロセスを重視しています。
広告業界のハードワークでメンタルを崩してしまう方も多いので、Wahahaでは週1日からの利用も歓迎し、体調に合わせて通えるようにしています。

就労継続支援B型事業所Wahahaの室内の様子

「きくらげアロマキャンドル」と新しい農福連携の形

やすまさ

Wahahaさんの具体的なお仕事内容や、注目のプロジェクトについて教えてください。

西野さん

グラフィックデザインを中心に、企業の課題を聞いて提案をぶつける企画から入ることが多いです。
その中で生まれたのが、農福連携の「きくらげアロマキャンドル」です。

やすまさ

椎茸やきくらげの農園さんとコラボした商品ですね。
どのような経緯で生まれたのですか?

西野さん

利用者さんの多くが「絵を描きたい」という希望を持っていたのですが、ただ描いて終わりではなく、社会に繋がる仕事を作りたかったんです。
そこで、きくらげ農園の「規格外の廃材」を活用し、擬人化キャラクターを描いてもらうお題を出しました。

やすまさ

Wahahaさんが企画とデザインを担当し、実際のキャンドル製造は別のB型事業所さんにお願いしているとお聞きしました。

西野さん

そうなんです。
Wahahaはアイデア出しやデザインなど「企画プロデュース」に徹しています。

実はこの商品、農園さんのネームバリューを借りたOEMのような仕組みになっていて、販売動線作りから私たちが関わっています。

やすまさ

企業側にはどのような反響があるのでしょうか?

西野さん

これ、ひのきの良い香りがするんですが、ターゲットは一般消費者ではなく「企業」なんです。
SDGsやアップサイクルの観点から、来客スペースに飾りたいという企業さんから10個、20個単位での発注が来ています。
廃材を活用し、そこに福祉の課題解決も掛け合わせることで、企業にとってもPRのメリットがある構図を作りました。

企業のPR課題を福祉が解決!

やすまさ

Wahahaさんのように、戦略の企画や提案から入れるB型事業所は本当に珍しいですよね。

西野さん

だからこそ面白いことがたくさんできます。
昨年は、就労経験もパソコンスキルもほぼない利用者さんが「宣伝会議賞(日本最大級の公募広告賞)のコンペに出たい!」と言って挑戦したんです。

やすまさ

競合が電通や博報堂といったプロばかりの中で、それはすごい挑戦ですね!

西野さん

企画を考えるのが楽しいと言って、数ヶ月間やりきってくれました。
時間をかけてプロセスを楽しめるのは、福祉事業所ならではの強みです。

やすまさ

それは素晴らしいですね!私たちパパゲーノもお手伝いできることがあればぜひ。AIを活用した生産性向上などもサポートできます。

西野さん

実はやりたいアイデアがあって。
結婚式の引き出物などでもらえる「カタログギフト」の【全国の障害福祉施設の商品版を作りたいんです!

やすまさ

それ、めちゃくちゃいいですね!
AIを活用して、アプリで「こんな商品が欲しい」と入力したら最適な商品がレコメンドされるシステムがあれば、中元・歳暮の文化が残る企業への導入も狙えそうです。

西野さん

そうなんです!
Wahahaではシステム開発はできないので、そういった部分をパパゲーノさんと一緒に設計できたらすごく面白いなと思っています。

やすまさ

本日は貴重なお話をありがとうございました!
Wahahaさんのお話を伺って、就労継続支援B型が「作業を受ける場所」にとどまらず、企業のPR課題や地域の資源をつなぎ、新しい価値を生み出す存在になれることを強く感じました。
きくらげアロマキャンドルのようなワクワクする取り組みが、これからさらに広がっていくことを楽しみにしています。

Wahahaではコラボ企業&新規利用者さんを募集中!

Wahahaでは、「広告予算は少ないけれど、面白いPRプロジェクトを仕掛けたい!」という企業様からのご相談を大募集しています。単なる業務委託ではなく、一緒に考え、社会課題を解決しながら価値を生み出すパートナーとして連携してみませんか?

また、デザインやクリエイティブの仕事に興味がある利用者さんの見学も随時受け付けています。週1日からの通所も可能なので、ご興味がある方はぜひお気軽にお問い合わせください。

合同会社Wahaha Factory 就労継続支援B型事業所 Wahaha
所在地: 神奈川県横浜市

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この記事を書いた人

株式会社パパゲーノ代表取締役CEO / 「生きててよかった」と誰もが実感できる社会を目指して、東京で「パパゲーノ Work & Recovery(就労継続支援B型)」の運営や、支援現場のDXアプリ「AI支援さん」を開発。精神障害のある方との事業開発がライフテーマ。

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