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障害のある方にも働きやすい環境を!新潟の就労継続支援B型「あめのちはれ」「にじのそら」で取り組む5年間の歩み【SolveWork 牧野純一さん】

人材業界で培った経験を活かし、福祉の現場に新たな風を吹き込むSolveWork。製造業務やパソコン作業、さらにはコーヒー焙煎といった多彩な仕事を提供し、地域に密着した支援を行っています。

今回は、SolveWork代表牧野純一さんに、事業所の設立から現在までの歩みや、事業所運営に対する想いをお伺いしました。

目次

「あめのちはれ」「にじのそら」の事業所情報

運営法人株式会社SolveWork
所在地【あめのちはれ】〒949-6772 新潟県南⿂沼市⼆⽇町135
【にじのそら】〒948-0008 新潟県十日町市尾崎74-1
電話番号【あめのちはれ】025-788-0662
【にじのそら】025-755-7003
FAX【あめのちはれ】025-788-0663
【にじのそら】025-755-7004
事業内容就労継続支援B型
主な対象⾝体障害、知的障害、精神障害のある方
設立【あめのちはれ】令和3年4⽉1⽇
【にじのそら】令和7年2⽉1⽇
主な作業内容【あめのちはれ】自動車部品の組立・検査/チラシ折りや商品の仕分け作業
【にじのそら】珈琲焙煎・販売・製造関連の軽作業
公式サイトhttps://solvework.jp/

人材業界11年の経験を活かして福祉の世界へ

やすまさ

まずは簡単に自己紹介をお願いできますか?

牧野さん

私は新潟県で就労継続支援B型事業所を2つ運営しています。
「あめのちはれ」と「にじのそら」という事業所です。
「あめのちはれ」は令和2年4月1日に開所しまして、今年の春で丸5年になります。
もう1つの「にじのそら」は令和6年2月1日に開所したばかりで、間もなく1年というところです。

やすまさ

もともと福祉業界でお仕事はされていたんですか?

牧野さん

元々は11年ほど人材サービス業界にいまして、求職者を企業さんに紹介するという事業を長年やっていました。その後に福祉事業は始めています。

「あめのちはれ」事業所の写真。

製造・パソコン作業・コーヒー焙煎など多様な生産活動

やすまさ

事業所ではどんなお仕事をされているんですか?

牧野さん

人材紹介事業をしていた関係で、取引先の製造関係の企業さんが多かったんです。
ですので、自動車部品の加工や組み立て関係、あとはドッグフードのパック詰め作業などをしています。
メーカーさんから材料が届いて、指定されたグラムに測って袋に入れ、シーラーをかけて箱詰め、出荷までの一連の流れをやらせてもらっています。

やすまさ

もともとあった地元企業さんとの繋がりを活かして就労継続支援B型を立ち上げられたのですね。

牧野さん

最近は時代に合わせて、利用者さんの要望もあり、
パソコンを使った動画編集や、YouTubeのサムネイルをCanvaで作るお仕事なども行っています。
それから、コーヒーの焙煎も行っています。
生豆を仕入れて選別するところから始まります。
海外から届く豆には虫食いの豆や焙煎に適さない豆があるので、まず選別を行って、そこから焙煎機に投入します。
ドリップコーヒーや豆の状態で販売したりもしています。

やすまさ

本当にいろんな種類のお仕事がありますね。

牧野さん

そうなんですよね。
簡単な作業で言うとラベル貼りや自動車部品のゴム製品のバリ取りなど、黙々とやりたい方にはそういうお仕事を提供しています。
スピードや動きのある仕事をしたい方にはドッグフードのパック詰めなど流れ作業のお仕事をしていただいてます。

コーヒーを焙煎している写真。

送迎対応と仕事の選択肢の豊富さが強み

やすまさ

利用者さんはどういう理由でこの事業所を選ばれているんですか?

牧野さん

私たちは新潟でも結構田舎の地域にあるんですね。
利用される方のほとんどが事業所の送迎を使っているので、送迎があるのは非常に助かっているという声をいただいています。

やすまさ

地方だと送迎があると助かる方も多そうですね。

牧野さん

また、パソコンを使う仕事というのが、この地域では弊社の事業所くらいしかないのが現状です。パソコンに興味を持ち「あめのちはれ」の事業所を使っていただいている方もいます。
また、仕事の種類が5〜6つと豊富で仕事が選べるというのも事業所を選ばれるポイントになっています。

やすまさ

様々な仕事に取り組まれていますよね。
仕事の営業はどのようにされているのですか?

牧野さん

営業活動を都度行っていて地元の製造関係の企業さんを中心に、電話で商談のアポイントを取っております。
こういう事業所でこういうお仕事をさせていただきたいと、仕事の切り分けを提案させてもらったりしています。

就労継続支援B型を立ち上げた理由

やすまさ

そもそも就労継続支援B型を立ち上げようと思った経緯を教えてください。

牧野さん

人材業界で求職者を企業に紹介する仕事をしていた中で、障害のある求職者さんもおられたんですね。
企業さんに紹介するんですけど、なかなかマッチングがスムーズにいかなくて、企業さんの理解という面でちょっと壁を感じていました。

やすまさ

障害のある方を採用する上で、色々な課題に直面したんですね。

牧野さん

そんな中で、働きたい方が働ける環境を作るということを自分自身がすれば、こういう悩みに貢献できるのかなと思いまして。
自分で就労継続支援B型事業所を立ち上げて、企業さんからお仕事をいただいて働く環境を作ったというのがきっかけです。

やすまさ

なるほど!もともと就労継続支援B型については知っていたんですか?

牧野さん

実は前職で元々A型事業所の関連企業にいたこともあって、就労継続支援A型・B型の仕組みは知っていました。事業所の運営の仕方などは理解していたので、その知識を活かして自分で立ち上げました。

ブックカフェの写真。
やすまさ

牧野さんは福祉系の大学出身とかではないんですよね?

牧野さん

そうですね、福祉系のバックグラウンドというわけではないです。

やすまさ

自分で福祉事業を立ち上げるのは、A型の経験があれど、大変だったのではないでしょうか?

牧野さん

そうですね、勉強しなきゃいけないことが多かったです。
あとはやっぱり地域の信頼関係ですね。
私自身がどんな人なのかも知られていなかったので、しっかり信頼関係を作っていかないといけないと思い、足を運んでお話させてもらうところからスタートしました。

2026年2月に2拠点目「にじのそら」を立ち上げ

やすまさ

2拠点目となる「にじのそら」を立ち上げた経緯も教えてください。

牧野さん

最初の事業所を立ち上げた時に、隣町から利用者さんが来られていたんです。
車で大体30分ぐらいかかるところから、5〜6人の方が毎日送迎で来られていました。

やすまさ

遠方からも通所したいと思われるほど、ニーズがある状態だったんですね。

牧野さん

その地域の相談員さんにお話を聞いたところ、事業所が少なくて受け入れてもらえるところがないということでした。
せっかくその地域からうちの事業所に来ていただいているのであれば、私たちがその地域に拠点を作れば、距離的な問題もクリアできるし、利用したいという方の受け皿にもなるんではないかと思い、2つ目の事業所を作りました。

やすまさ

なるほど。実際にニーズがあった地域に、事業所を展開したということだったんですね。

牧野さん

今はもう開所して1年で、ほぼ定員いっぱいの状態になっています。
それだけ利用したいという方が多かったということだと思います。

作業中の様子の写真。

印象に残っているエピソード

やすまさ

これまで就労支援をする中で印象に残っているエピソードはありますか?

牧野さん

利用者さんが就職につながることが1番印象深いです。5年間の中で4〜5人の方が一般就労という形でつながっています。
そういった報告をいただくことがまず1つ嬉しいですね。

やすまさ

就職を希望される方が無事就職できるとホッとしますよね。

牧野さん

あとは、ずっと飲食系の仕事をしていた方が「介護の仕事に就きたいからパソコンを覚えたい」と言ってきてくれたこともあります。
それで週1回はパソコンの訓練の時間にしようかという形で取り組んでいます。
できなかったことにチャレンジするという言葉を聞く時は、すごく嬉しいですし、やりがいを感じます。

やすまさ

少しずつ自己効力感が高く変化している様子を近くで感じられるのはやりがいがありそうですね。

牧野さん

また、エピソードとしては、毎月工賃を現金で支給させていただいているんですけど、使わずに大切に取っておくという方がいて。
自分たちはここで仕事をしているんだなというのを家族に報告しているとか、亡くなったお母さんにちゃんと報告しているとか、そういうことを聞くとすごく感動しますね。

利用者の傾向と利用スタイル

やすまさ

利用されている方はどんな方が多いですか?

牧野さん

今は7割ぐらいの方が精神障害のある方ですね。

やすまさ

利用日数は週何日ぐらいが多いですか?

牧野さん

1人の方だと週3〜4日が多いです。

やすまさ

時間は午前・午後選べるんですか?

午前だけの方は10時から12時まで。午後からの方は13時から15時30分までです。午前だけという方もいます。
送迎車両も多く持っているので、お昼で帰りたいという方も送迎対応させてもらっています。

やすまさ

在宅での利用もできるんですか?

牧野さん

はい、2つの事業所で大体7人ぐらいの方が在宅で利用されています。
パソコンがメインになりますね。
在宅でやられる方はある程度パソコンの経験がある方なので、スムーズにお仕事に入れている印象があります。

月に1度のお楽しみ会

やすまさ

何か他に事業所の特徴はありますか?

牧野さん

職員が非常に団結していて、チームワークのいい会社になっています。
利用者さんに寄り添う姿勢で日々進んでいます。
休憩時間に利用者さんとたわいない話をしたり、結構盛り上がっていたりしますね。

やすまさ

利用者さんとのコミュニケーションも大切ですよね。

牧野さん

月1回ぐらいお楽しみ会みたいなものを企画して、みんなでゲームして遊んだり、パフェを作ってみんなで食べたり、レクリエーションの1つとしてやっています。
地域に必要とされるような事業運営をこれからも目指していきたいと思っています。

作ったパフェの画像。

見学・職員募集中!オリジナルドリップコーヒーも販売

やすまさ

最後に事業所の告知をお願いします!

牧野さん

随時、利用者さんの見学や相談を受け付けています。
在宅に興味がある方も、通所に興味がある方も、気軽にご相談ください。いつでも受け入れの方はしております。
職員の募集もしていますので、就労継続支援B型に興味があるという方は、見学もできますし、面接もさせていただきます。
あと、コーヒーの焙煎なんですが、企業さんのロゴ入りドリップコーヒーも作れます。
関連の美容室で美容室のロゴ入りドリップコーヒーを作ってお客さんに販売している実績がありまして。
ちょっとした粗品やお客様への贈り物にも役立つかなと思います。

やすまさ

ドリップコーヒーを作れるのですね!いくらくらいで作成しているんですか?

牧野さん

1個180円の30個セットから対応しています。
賞味期限も約3ヶ月ありますので、長い期間美味しく味わっていただけます。新潟以外の企業さんからのご発注も郵送で対応可能ですので、ぜひご相談ください。

やすまさ

ご紹介ありがとうございます!

「あめのちはれ」で製造されたコーヒーの写真。
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この記事を書いた人

株式会社パパゲーノ代表取締役CEO / 「生きててよかった」と誰もが実感できる社会を目指して、東京で「パパゲーノ Work & Recovery(就労継続支援B型)」の運営や、支援現場のDXアプリ「AI支援さん」を開発。精神障害のある方との事業開発がライフテーマ。

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